サントリー ブランデー VO まずい

サントリー ブランデー VO まずい



コニャックはじめ、ブランデー類がなぜ日本では流行らないのかを紐解きます。なぜブランデーのcmはない?ブランデーの価格が高い理由は何?原料?なぜ敷居が高いと感じてしまうのか?サントリーフルーツブランデーに見るこれからのブランデーのプロモーションの在り方とは? メニューサイドバー 前へ 次へ 検索多種多様魅力的なブランデー。味わいも風味も様々です。初心者の方など、どのブランデーが良いかわからないかと思います。そこで、価格も考慮しておすすめのブランデーをランキング形式でご紹介したいと思います。目次レミーマルタンは高級ブランデーブランドとして世界中に存在する愛好家を唸らせていますが、理由としてはコニャック地方でも最上の土壌で原料のブドウを栽培している点は見逃せません。レミーマルタン XOはそういったブドウを原料に製造された歴史ある原酒を贅沢にブレンドして作られていますから、口に含んでから飲み干すまでの過程の間に様々なフレーバーをもたらすユニークな製品なのです。そして高級ブランデーの中ではリーズナブルな価格でもあり、初心者にもおすすめできる銘柄でもあるのです。まろやかな味わいが特徴のブランデーです。鼻から抜ける香りも、エグみがなくて、ほんのりフルーティー。 ふわっとしたほのかな風味の余韻が楽しめます。甘く柔らかい味わいで、フルーツカクテルや甘めのお酒が好きな方におすすめです。Noは、熟成させた年数を示しており、本製品は熟成年数20年になります。 ボトルのデザインはシンプルながらとてもオシャレで上品です。コルクキャップには、ラニョーサボランのロゴが刻印されていて、格調の高さと高級感があります。 グラスに注ぐと、ほんのりとフルーティーな香りが漂ってきます。 ぶどう生産の最高峰といわれるフランスのグランドシャンパーニュ地方で、300年以上ブランデーを作り続けているポールジロー家。その伝統的な製法を守り続けている歴史あるブランデーがポールジローです。そんなポールジローの中でも、本製品は、リーズナブルな価格で広く親しまれているブランデーです。味は、熟成年数が長いブランデーと比べると、コクや深みは少な目ですが、ぶどう自体の果実感をしっかり感じることができ、口当たりはまろやかで飲みやすいのが特徴です。アルコール度数は40度にもなるのですが、そこまでの強さやアルコールの刺激を感じないのが魅力です。ブドウ感がしっかりあり、味がまろやかで飲みやすいので、ブランデーを初めて飲むという方やフルーティーなお酒が好きな女性の方におすすめです。サントリーのXOデラックスは、高級で上質感を感じさせるデザインとなっているので、大人の雰囲気を味わうことができます。他とは全く違うボトルは、飲む人を魅了させるので素晴らしいと思います。ブランデーの中でも香りや味わいは最高級なので、休日やお祝いなど特別な日に飲むと気分が良くなると思います。もちろん普段飲んでいても癒されます。飲み方については、味がしっかりとしているので水割りやロックで飲むことをおすすめします。ブランデー好きには説明不要の一本です。グラスに注げば、ほのかな果実の香りを感じさせます。舌先に微かに感じる辛みを包み込むような、濃厚でまろやかな味わい。甘い風味が確かな呑みごたえと、優雅なひと時を演出してくれます。これらを可能にしているのがフランス、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュの二つの土壌を組み合わせて作られたフィーヌ・シャンパーニュの葡萄です。この大西洋からの海風を受けて育った葡萄の蒸留方法も独特です。通常ブランデーは、濾過した葡萄を蒸留しますが、レミーマルタンVSOPは濾過せずに、2回に渡ってゆっくりと蒸留するのです。これがレミーマルタン伝統のリーズ蒸留法。熟成年数4年から12年の原酒を組み合わせて作られたこのブランデーは、豊かな土壌と、伝統を守る人々の手によって現在も世界中で愛飲されています。豊かな味わいはもちろん、パッケージにまでこだわったこの一本。ご本人で楽しむのはもちろん、贈り物としてもおすすめです。世界最高のコニャックとも謳われる「カミュ VSOPエレガンス」はボルドリー産を始めとする最高級の原酒を用いており、タンニンを抑えた繊細な味わいが魅力です。伝統の先端に立ちながら、モダンでクラシックな味わいに新鮮なフルーツの香りとかすかなオークが調和する新しいブランデーと言えるでしょう。お酒好きな方はストレートやロックで飲まれるのも良いのですが、ジンジャエール割りでやわらかな味わいを楽しむのもおすすめです。リンゴの実が瓶の中に丸ごと入っている、世界的にみても珍しいブランデー「カルバドスポム・ド・イブ」はりんごから作られたお酒というだけあって、マイルドでフルーティーな味わいです。ノルマンディー地方にある銘醸地の中でも、ペイ・ドージュ地区とドンフロンテ地区周辺で栽培されたりんごだけを使用して造られた逸品のブランデーは、カルバドスの誇りであり格式の高さを感じさせます。寒い日の朝、フレンチコーヒーにカルバドスを加えて飲むと体が温まるのでおすすめです。約60種類もの原酒がブレンドされた、まろやかな口当たりに繊細な味わいが魅力のブランデーです。ストレートやオンザロックだけでなく、ソーダや紅茶・ジュースで割っても美味しく飲めます。飲み方を変える度に、味・香りともに様々な表情を見せて楽しましてくれるトリックスターなので、飽きるどころか、飲むたびに虜になってしまいます。個人的には、特に暑い夏場にはモヒートで割って飲むのがおすすめです。ライムとミントの爽やかさがブランデーと相まって、大人の夏を演出してくれます。大人の女性におすすめしたい、リンゴの芳醇な香りと柔らかい飲み口が楽しめるブランデーです。一般的にはブドウを使用して作られるブランデーですが、これはアップル・ブランデーと呼ばれる種類で、特にフランス北西部のノルマンディー地方で作られる「カルヴァドス」は品質が高く、アップル・ブランデーの代名詞と呼ばれています。夜に自宅で寛ぎながら、ストレートやロックで味や香りをゆっくりと堪能する、そんな一時の贅沢を提供してくれます。最古のコニャックメゾンの一つであるマーテル社から、1912年に生み出された伝説のコニャック、コルドンブルー。希少価値の高いボリドリ地方のブドウをメインとし、ブレンドされた、深い琥珀色のブランデーです。余韻までじっくり香りを味わえるこのブランデーは、100年以上世界で支持されてきました。コルドンブルーとはフランスの騎士団に授けられた栄誉高き勲章、ブルーリボンのことです。上品なブルーのギフトボックスに入ったコルドンブルーは、大切な方への贈り物におすすめです。フランスのグランシャンパーニュ地区はコニャックブランデー用に最良のブドウが収穫できる産地です。400年前からこの地に根ざし、1800年代後半から高品質なコニャックを作り続けているのがポールジローです。ブドウを手摘みしながら品質を確認し、観察しながら自然に醗酵させ、樽に詰めるタイミングも目で確認しています。一度に大量生産するのではなく、時間と労力をかけ、丁寧に作られたコニャックは、品質が高いだけでなく大変貴重です。さらに、国内では流通していなかった25年ものの深い味わいは、特別な日に最適でおすすめです。ヘネシー X.O は厳選されたブドウを原料とする原酒を用いてブレンドされており、力強さとまろやかさ、上品で華やかな香りが混然一体となって飲む人を楽しませることのできる高級ブランデーです。X.Oとは熟成年度数を一定以上経た高級品にしか与えられない等級で、熟成年の単位にはコントという単語が使われるのですが、X.Oはコント6以上のものにのみ表記を許されるのです。ブランデーは香りを楽しむ酒である以上、ストレートがおすすめですが、アルコール度数の高いこともあることから、ロックやカクテルベースとして楽しむ方も増えています。いかがでしたか?たくさんのブランデーの中から、味も価格もおすすめできるブランデーを厳選しました。ぜひ参考にしていただいて、ご自身に合ったブランデーを見つけていただければと思います。ブランデーについて知りたいけど、味とかがよくわからない。今回はブランデーをあまり知らない人でも、どういったお酒なのかについて、はじめの知識について軽く紹介をさせていただきます。ブランデーは様々な楽しみ方のあるお酒なので、基本的な楽しみ方を紹介します。そこから入門し、今後の人生でブランデーを楽しみはじめるきっかけになったらと幸いです。ブランデーとは、果実酒を蒸留した果実酒の総称です。主な原材料は葡萄が使われ、地方によって名称が異なります。葡萄から蒸留されたものが一般的なブランデーですが、別の原料としてサクランボや林檎等が使われる事もあります。口に含むとまろやかで、ほのかな甘みがします。原料は果実ですが、果実の味がするわけではなく、果実の香りを楽しむお酒です。普通のワインが葡萄の味がしない事と同じです。基本的なアルコール度数は、37~50度です。お酒が苦手な人には厳しい度数ですが、20度のブランデーも存在しています。味わう時はチューハイ等の飲みやすいお酒のように一気に飲むのではなく、少しずつ味わってください。お酒の飲み方には沢山の種類があります。ロック・水割り・お湯割りなどがありますが、ブランデーの味をより楽しむ為の飲み方も存在します。ブランデーには普通の飲み方もあれば雰囲気にこだわりを入れた飲み方もあります。まず普通の飲み方を紹介すると、下記のものになります。ブランデーの基本の飲み方です。そのままグラスに注いで飲む、最もシンプルな飲み方です。この飲み方ですと、ブランデーの香りを最も楽しむ事ができますので、ブランデーを初めて飲む方にもおすすめです。このストレートに関して中にはかなりこだわりの強い方法もありますので、ストレートが気に入った方は探して試すのもありです。ブランデーと水を1:1で割っていただく飲み方です。ブランデーは基本的にアルコール度数が高いお酒ので、お酒が弱い方にはおすすめの飲み方です。水割りは氷や冷たい水を入れず、常温でいただくのがよいです。水の代わりに炭酸水を入れていただく『ソーダ割』というものもあり、お財布にやさしいものが多いです。ブランデーと氷を1:1で割っていただく飲み方です。冷えたグラスにブランデーをゆっくり注ぎ、急がずにステア(かき混ぜる事)してから、ブランデーを口に含んでください。先程紹介したものはブランデーを飲んだことがない方でも、細かい事を気にせずにいただける飲み方です。気軽さを求めるならば、ジュースで割っていただくのもありです。ストレートやロックにも詳細を突き詰めれば他にも様々な事がありますが、余程こだわりが強くなければ気にしなくでも大丈夫です。少し上級者の方に向いている飲み方は、代表的なものになりますと以下のものとなります。ブランデーをベースとしたカクテルです。リキュールグラスにブランデーを注いだ後にレモンスライスを乗せ、砂糖を投入します。レモンの酸味と甘みを口の中で楽しむ飲み方です。コーヒーにブランデーを数滴入れて、その中に角砂糖をのせたスプーンをのせて入れます。ブランデーがよく染み込んだ角砂糖にライターで火をつけ、火がついた角砂糖をコーヒーに入れます。よくロマンチックなシチュエーションで飲みたい一杯とされる扱いが多い飲み方です。いずれも飲める機会は少ないですが、それぞれブランデーを美味しくいただける飲み方の一つです。他にも美味しい飲み方が幾つもありますので、よりブランデーを楽しみたいというステップに繋がったら、是非積極的に試してみてください。基本的な種類は、原料に葡萄が使われているか使われていないかで分けられます。葡萄が使われているブランデーがグレープブランデーで、この種類が一般的なブランデーとされています。葡萄が使われていないブランデーは原料にサクランボやリンゴで使われる為、フルーツブランデーとされています。まず代表的なグレープブランデーを挙げると、「コニャック」・「アルマニャック」等の地方産のブランデーです。ブランデーに関して調べていると、主にこの二つの銘柄を見かけると思います。フルーツブランデーの代表的な銘柄は、特定の地方の林檎を原料とした「カルヴァドス」、サクランボを原料とした「キルシュヴァイザー」です。フルーツブランデーは他にも桃やオレンジを原料にしている銘柄もあり、かなりの種類のフルーツがブランデーの原料として用いられています。高級コニャックについて調べると「ナポレオン級」という言葉が出てきますが、あれはブランデーの熟成年数による正式なランク付けの名称です。熟年数は、下記にある名称が右になるほど上位のブランデーとされます。1つ星→2つ星→3つ星→V.O.→V.S.O.→V.S.O.P.→ナポレオン→X.O.オール・ダージュ単純によりおいしいブランデーを求めるのであれば、熟成年数が多いものを選ぶとよいです。コニャックとアルマニャックはどちらも一周年単位で熟成年数が数えられますが、コニャックだと4/1~3月末が一周となり、アルマニャックだと5/1~4月末までとなります。ブランデーは、紀元前程もあるワインの深い歴史から見ると新しいお酒であり、存在が見られたのは13世紀の文献からです。その文献には、スペイン人の錬金術的哲学者アルノー・ド・ビルヌーヴが、ワインを蒸留して作ったものと記されており、ブランデーの起源説はこれが有力視されています。ブランデーが作られて以降、コニャック・アルマニャックと新しいブランデーが製造されていきました。コニャック、アルマニャックの名称に関しては、該当地域で作られたブランデーがそれらの名称が使われないよう、1909年以降法律で厳しく制限されています。日本に伝わったのは、江戸時代の頃であり、1960年以降に日本にて定着されていったとされています。ブランデーを楽しむには、飲んで味わうだけでなく、料理と共に楽しむ事も大事です。ブランデーの味の個性自体が強いので、印象の弱いおつまみだと相性はよくありません。そこで味の個性が強く、ブランデーと相性の良いおつまみを紹介します。ブランデーは甘味のあるおつまみと相性が良く、チョコレートは定番の組み合わせのおつまみです。中でも相性がビターチョコレートで、苦みとホロ甘さがブランデーの味とマッチしてくれます。適度な甘みと歯ごたえにより、相性が良いです。ブランデー自体香りが良いものなので、相乗効果も期待できます。中でもレーズンは特に相性が良く、ブランデー入りのケーキにもトッピングとしてレーズンが用いられる程です。美容効果にも期待できる。基本どのナッツでも相性は良いのですが、特に相性がいいのはピスタチオです。それなりのクセのあるチーズでも合います。中でもウォッシュチーズとの相性がよいです。ブランデーは塩っ気のあるおつまみとも相性の良いです。その中でもシンプルに相性がいいのがクラッカーですブランデーはまだ酒の歴史の中では浅い方ですが、楽しみ方は幾つも存在します。今回紹介をした内容以外にも、コニャックを専門的に用いている雑誌や、おすすめの銘柄を紹介している雑誌など、ブランデーをより深く知る為の情報は数多く存在しています。ブランデーを日常的に飲む様になりましたら、より楽しむためにも様々な方法を積極的に楽しむのはいかがでしょうか。お料理やお菓子作りが趣味の方、ブランデーを使って、いつもよりワンランク上のお菓子を作ってみませんか。生クリームを使ったショートケーキやロールケーキに、バレンタインのトリュフやガトーショコラに、またはバターケーキやスイートポテトの風味付けにも、計量スプーン1杯ほど入れるだけで、豊かな香りがあなたのお菓子を包んで、幸せな気分にしてくれるでしょう。スーパーや酒屋さんに行くと、お酒のコーナーにブランデーが売られています。製菓用にとても小さな瓶に入ったブランデーが売られていますので、初めて使う場合や、お菓子を作る機会がたまにしかない人は、そちらを選んでも構いませんが、ほんの少ししか入っていないため結局お値段的には割高になってしまいますから、個人的にはおすすめしません。大きな瓶のものでも、味自体に大きな違いはありませんので、1000ミリリットル1000円くらいのお安いものを一本買って、色んなお菓子に使ってみてはいかがでしょうか。おすすめはサントリーの「ブランデーV.O」。通信販売でも購入可能です。▼ お菓子作りにおすすめ「サントリー ブランデーV.O」ショートケーキやロールケーキなど、生クリームを使ったケーキにフルーツを使う時、ブランデーを使って一工夫することでおいしさがアップします。フタの出来る容器に砂糖大さじ1とブランデー大さじ1を入れ、ブランデーに砂糖をよく溶かします。そこに一口にカットしたフルーツを入れ、軽く混ぜて全体を馴染ませ、フタをして1時間ほど冷蔵庫に入れておきます。そうすることで、フルーツの甘みが格段に増します。酸っぱいキウイやイチゴが大変身します。なお、容器の底に余ったブランデー液は、捨てずに生クリームに混ぜてしまえば、ブランデーとフルーツの香りのミックスした風味豊かなクリームになります。バレンタインにブランデー風味の生チョコトリュフを手作りはいかがでしょうか。ブランデーはチョコレートと非常に相性がいいので、お酒好きな男性にも喜ばれること間違いなしです。チョコレートは刻み、チョコレート200グラムに対し生クリーム100ccの分量で、鍋に入れ火にかけます。チョコレートが溶けたらすぐに火を止めてそこにブランデーを大さじ1入れて風味を付けます。鍋ごと冷蔵庫で冷やし、丸められる程度の柔らかさになれば、ひとつずつ手で丸めます。コーティング用のチョコはできればクーベルチュールがおすすめです。生チョコ風味のトリュフは高級感たっぷりで、市販のチョコレートにも絶対に負けません。インターネットで「ブランデー」と検索すると、「ブランデー、牛乳」などのキーワードを目にするかもしれません。お酒好きさんにぜひ試してほしいのが、ブランデー入りのホットミルクです。コップ1杯の牛乳にスプーン1杯の牛乳と、砂糖(またはハチミツかメープルシロップ)を加え、お好みでナツメグも少々入れます。レンジに入れて約40秒温めたら、ブランデーを入れ混ぜたら、ただの牛乳が簡単に風味豊かな贅沢ドリンクに早変わりします。温める前にブランデーを入れてしまうと、風味が飛んでしまうので、仕上げに加えるようにします。また、ホットココアにもスプーン一杯のブランデーがよく合います。同様に、最後にブランデーを入れるようにします。どちらも寒い日の夜などにおすすめです。クリームやチョコレートにほんの少し加えるだけで、魔法のように風味がアップするブランデー。入れすぎると苦みを感じるため、お酒が好きな方でも、お菓子に入れる時は、くれぐれも入れすぎには注意してください。高級スーパーで高い製菓材料を買わなくても、ほんのひと工夫で、誰でもおいしいお菓子を作ることができるのです。ぜひ、お試しください。ブランデーをベースにしたカクテルを13種類紹介します。家で作れるものから雰囲気の良いバーで楽しみたいものまでさまざまです。ブランデー初心者やアルコールが強くない人にも飲みやすいカクテルは数多くあります。一方で、口当たりは良いけれどアルコール度数がとても高いものもあるのでうっかり飲み過ぎてしまわないように注意をしましょう。ブランデーを使ったカクテルにはさまざまなものがあります。ストレートやオンザロックなどではブランデーが飲みづずらいという人でも、カクテルにすると飲みやすくなるものが多いです。ブランデーの香りや味わいはカクテルにすることでより引き立ってきます。アルコールに強くないという人でも飲みやすいものも多いです。サイドカーというカクテルはブランデーをベースとしたショートカクテルです。アルコール度数は高いですが、飲み口が優しいので飲みやすいです。女性でも飲みやすいことから女殺しという異名を持っています。ついつい飲み過ぎてしまうということにならないようにしましょう。ブランデー30mL、ホワイトキュラソー15ml、レモンジュース15mlです。レモンジュースの代わりにオレンジジュースを使うと甘味が増します。グラスのふちに櫛切りにしたレモンやオレンジを指すとおしゃれです。ホーゼズネックとは馬の首という名のブランデーベースのカクテルです。馬の首という名前の由来はレモンを細長くらせん状に切り、グラスに入れたものを馬の首に見立てているからです。ブランデーの香りが引き出されていて、甘味のあるカクテルです。ウイスキーで作られることも多いです。アルコール度数はそれほど高くありません。ブランデー45ml、ジンジャーエール適量、レモンの皮1個分、氷適量です。アレクサンダーは生クリームとカカオリキュールを使ったカクテルです。ジンで作ることもあります。甘味とまろやかさがあり、チョコレートの香りとブランデーの香りの相性が良いので、女性に人気が高いです。飲みやすいですが、アルコール度数は高いので注意をしましょう。ブランデー20mL、生クリーム20mL、クレーム・ド・カカオ20mL、ナツメグ適量です。ニコラシカはドイツが発祥のユニークなブランデーベースのカクテルです。ニコラシカがなぜユニークなのかというと、お客さんが自分で完成させるからです。バーなどのお店で提供されるときにはまだ、完成していないのです。どのような状態で提供されるのかというと、ブランデーが入れられたグラスの上に輪切りにされたレモンと角砂糖が乗せられた状態です。このレモンと角砂糖をまず口に含みます。そして、甘ずっぱさが口の中を支配したところでブランデーを一気に口に流し込みます。鼻なから抜ける余韻が楽しめます。ブランデー適量、レモンの輪切り1枚、角砂糖1個です。カフェロワイヤルはカクテルでもあり、コーヒーでもあります。コーヒーとブランデーの香りはとても相性が良いのです。また、味を楽しむだけでなく、ビジュアル的にもとても華やかです。フランス皇帝のナポレオンのお気に入りでもありました。スプーンに角砂糖を一つ乗せ、ブランデーを垂らせて染みこませます。そして、火をつけて砂糖が溶けかけたところでコーヒーに落として飲みます。火をつけると青白い炎の揺らめきとブランデーの立ち上がる香りを楽しむことができます。コーヒー一杯、角砂糖1個、ブランデー適量です。シカゴはあの有名な都市の名前と同様に洗練された仕上がりのカクテルです。きめ細かい泡立ちと甘い口当たりを楽しむことができます。グラスのフチに砂糖を纏わせたスノースタイルの美しさと甘い口当たりが魅力です。ブランデーの香りがとても引き立っています。ブランデー45mL、キュラソー2滴、アンゴスチュラ・ビターズ1滴、シャンパン適量、砂糖適量です。ジャックローズはアップルブランデーを使ったショートカクテルです。アップルブランデーのフルーティーで華やかな香りと、鮮やかな紅色の美しさが特徴的です。アップルブランデーとライムジュースの相性は抜群で、女性にとても人気の高いカクテルです。アップルブランデー、その中でもカルヴァドスを使ったものがおすすめです。アップル・ブランデー45ml、ライムジュース15ml、グレナディン・シロップ1滴、シュガー・シロップ1滴です。アップルブランデーの中でも特に、カルヴァドスを使ったカクテルです。サイドカーをカルヴァドスで作ったものです。サイドカーの魅力に加えてリンゴの芳香な香りを楽しむことができます。カルヴァドス30ml、ホワイトキュラソー20ml、レモンジュース20mlです。ブランデーの豊かな香りにレモンジュースの酸味がプラスされて香りや口当たりが爽やかになります。ブランデーだけではクセが強すぎて苦手だという人やブランデーにあまり慣れていない人におすすめのカクテルです。アルコール度数も調整しやすいです。さらに水ではなく炭酸水を加えるのもおすすめです。ブランデー20mL、レモンジュース20mL、水または炭酸水80mL,氷適量。カルヴァドスを使ったカクテルです。ハーブリキュールが3種類も入っているので複雑で豊かな香りを楽しめます。カルヴァドス30ml、ベネディクティン15ml、イエローシャルトリューズ15ml、アロマチックビターズ1滴です。このユニークな名前は1900年にパリで開催されたオリンピックを記念して作られたカクテルだからです。オレンジジュースを使った甘くて飲みやすいカクテルです。ブランデー20mL、オレンジキュラソー20mL、オレンジジュース20mLです。このカクテルはベースをブランデーではなく、ライウイスキーを使うとマンハッタン、スコッチを使うとロブロイになります。1つ浮いたチェリーが鮮やかなカクテルです。甘い口当たりですが、アルコール度数は高いので注意しましょう。ブランデー40mL、スイートベルモット20mL、シロップ漬けチェリー1個です。クイーン・エリザベスは名前の通り、上品な甘い味のすっきりしたカクテルです。ブランデーの深い香りをオレンジキュラソーが爽やかに引き締めます。食後のデザートとしてもおすすめです。ブランデー30mL、スイートベルモット30mL、オレンジキュラソー1滴です。ブランデーをベースにしたカクテルにはさまざまなものがあります。ブランデーサワーやホーセズネック、カフェロワイヤルなどは比較的アルコール度数が少なくてアルコールに強くない人でも飲みやすいです。ジャックローズは見た目も鮮やかで女性向けです。また、カフェロワイヤルやニコラシカなどユニークな楽しみ方ができるカクテルもあります。お酒が入ったお菓子のなかでも、特に人気が高いと言われているのがブランデーケーキです。ブランデーケーキは種類が豊富で、どの商品を購入したら良いのか分からない方が多いと言われています。そこで、数多くあるブランデーケーキのなかでも、特におすすめ出来るブランデーケーキを5種類紹介します。それぞれ、味や素材に違いがあるので、購入する目安になるでしょう。ブランデーケーキを作り続けて40年以上にもなるお店が「Shimizu」です。このお店で販売されている浅草ブランデーケーキは、多くの方から愛されている商品と言われています。浅草ブランデーケーキの大きな特徴として、ナポレオンブランデーを贅沢に作られている事があげられるでしょう。ブランデーには熟成年数の長さを分かりやすくするために、車の免許のように等級が存在しています。その等級の高さの順番は、スリースター・V.S.(Very Special)・V.O.(Very Old)・V.S.O.P.(Very Superior Old Pale)・ナポレオン・X.O.(Extra Old)・Hors d’âgeなどがあります。ナポレオンの等級はほぼ真ん中に位置しており、そのナポレオンが無添加で作られたケーキに使われているのが浅草ブランデーケーキなのです。ブランデーケーキを最初に食べたくても、どれを選んだら良いのか分からない方には、ナポレオンの味を楽しめる浅草ブランデーケーキをおすすめします。浅草ブランデーケーキを実際に購入した方は、柔らかい食感とブランデーの味がしっかりと染み込んでいるので満足している方が多いようです。このブランデーケーキが手作りである事を知って購入されている方もいるので、そのあたりも人気が高い秘密なのでしょう。無添加で作られているので、純粋にブランデーの味わいを楽しめ方にはおすすめのケーキと言えます。浅草ブランデーケーキは、大事な人にプレゼントする為に購入されている方もいるので、友達や恋人にプレゼントするには最適なブランデーケーキでしょう。ブランデーケーキを販売している『セシボン』というお店の名前はフランス語で「それは素敵だ」という意味を持っており、多くの方に素晴らしい時間を過ごしてもらいたい事をモットーにしています。そのため、セシボンが販売しているブランデーケーキを口にしたら、素敵な時間を過ごせるかもしれないので、その魅力を紹介しましょう。セシボンのブランデーケーキが美味しく感じるのは、玉子色をしており食欲をそそる所でしょう。どのような食べ物でも見た目が大事なので、食べる前から美味しく感じてしまう所は大きな魅力と言えます。さらに、このブランデーケーキはブランデーの香りがするのに、アルコールがあまり強く感じないのです。そのためお酒が苦手でも、ブランデーケーキは一度でも良いから食べてみたい方におすすめです。商品のレビューでも、ブランデーの味がくどくなくて、お酒が苦手な方でも食べやすいという評判は確かなようです。この商品ではレビューで良い評価をしている方が多いので、レビューを見て商品を購入してみようと思った方もいるほどです。そして、レビューを参考に購入した方が同じようにレビューで食べやすくて美味しかったと書くので、多くの方が購入しているのでしょう。ただし注意して欲しいのは、ブランデーの香りがするので、アルコールが強いのではないかと勘違いしてしまう所です。しかし多くの方がレビューで書いてある通り、ブランデーの味はさりげない感じなので香りに騙されないように、まずは口に入れて味を楽しんでみましょう。日本人の口に合うように、素材や作り方にこだわって販売されているのが『洋菓子のフランソワ』のブランデーケーキです。このブランデーケーキは、厳選した素材だけを使用しており、北海道産のバター・最高級の小麦粉・山口県産の卵・ボージュ社のフレンチブランデーX.O.などが使われているのです。さらに無添加製法でパテシィエが、ひとつひとつ丁寧に作り上げているので、37,000本以上も購入されてきた人気商品にまでなったのでしょう。このブランデーケーキは幅が16cmの大きさでカットされていないので、少し手間をかける事になりますが、お好みの量で食べられるというメリットがあります。さらに無料ラッピングが行われているので、何かのお祝いや仏事などに最適な商品と言えるでしょう(2016年12月時点)。このブランデーケーキには、たっぷりとブランデーの味が染み込んでいるので、ブランデーの味を充分楽しみたい方におすすめの商品です。逆に言えば、お酒が苦手な方であまりお酒が染み込んでいないブランデーケーキを楽しみたい方は、好みが分かれる所かもしれません。そして、このブランデーケーキは寝かせたほうが美味しいというレビューもありますが、寝かせたら食感が悪くなったという方のレビューもありました。そのため寝かせて食べる際には、食べる方の好みによっては味が落ちたと感じるかもしれないので、注意したほうが良いでしょう。東京のお土産に最適なのが『資生堂パーラー(銀座本店)』のブランデーケーキです。この銀座店は、オリジナティーあるオシャレなパッケージで、ブランデーケーキを包んでくれます。ブランデーケーキに使われている素材は、北海道産の小麦粉やバターを使用してあります。そのため高級感のある味と思いがちですが、食べてみたら意外と素朴な味がするようです。その秘密は、こだわった素材をシンプルに焼き上げる所にあるのでしょう。味は素朴でも、香りは高級感を感じられるので、そのギャップを楽しめるのも、この商品の魅力かもしれません。このブランデーケーキのレビューでは、美味しかったと評価する方がいれば、感動したほどの味ではなかったと否定的な感想を書く方もいました。そのため賛否両論分かれるブランデーケーキと言えるかもしれませんが、味が美味しくないという訳ではなくて、落ち着いた味という事なのでしょう。そのため、多くの方が食べやすいブランデーケーキと言えますし、銀座店で販売されている事を考えれば、東京土産に最適と言えます。もしも、東京へ旅行して、友達に贈る東京土産に何を購入したら良いのか悩んだ時にはおすすめのブランデーケーキです。日本三大夜景の一つに数えられている函館市にお店を構えている『五島軒』で販売されているブランデーケーキには、5種類のブランデーが用意されています。どのような味が揃っているのか詳しく紹介しましょう。五島軒のブランデーケーキには、ラム・コニャック・グランマルニエ・ペアウイリアム・カルパドスが用意されています。この5種類の味が楽しめて、値段はわずか3,780で購入する事が出来ます(2016年12月時点)。その他にも4本セットが3,024円・3本が2,268円・2本セットが1,512円など豊富に揃っているので、多くのブランデーケーキの味を楽しみたい方におすすめの商品となっています。このブランデーケーキを購入した方のレビューで、特に人気が高かったのが「ラム」でした。その他にも多くの種がありますが、5本セットは少し高いと感じる方はラムの入ったセットを購入したほうが良いでしょう。このブランデーケーキを購入した方のなかには、味だけでなく香りも良かった事を書いている方もいるので、味だけでなく香りまで楽しみたい方にもおすすめです。ブランデーケーキを購入する時に気を付けて欲しいのは、ブランデーの味がしっかりと染み込んでいる物もあれば、ほんのりとブランデーの味がする物まである事です。ブランデーを存分に味わいたい方は、ブランデーがしっかりと染み込んでいるブランデーケーキを選んで、アルコールに弱い方はほんのりとしたブランデーの味がするケーキを選ぶようにしましょう。ビールやワインと比べるとブランデーは馴染みが薄く、どんなお酒なのかよく分からない方も多いはず。ワインよりも香りや風味が芳醇で、年輩のお金持ちが低いグラスを回しているといった漠然としたイメージしかないかもしれません。ここでは、ブランデーを飲んだことがない人のために、ブランデーの定義や種類について説明したうえで、初心者にもおすすめのブランデーを紹介しましょう。ブランデーは果実酒を蒸留させて作ったお酒の総称で、主に白ワインを加熱して気化させ、冷やして液体に戻したものを樽の中で熟成させたものをいいます。アルコール度数が40度から50度で、醸造酒であるワインよりも高いのが特徴です。同じく蒸留酒であるウイスキーも色合いがブランデーと似ていますが、大麦を原料としている点が異なっています。ブドウ以外にも、リンゴ酒から作ったアップル・ブランデー、サクランボ酒から作るチェリー・ブランデーなどもあります。ストレートで飲む以外はカクテルやソーダ割りにしたり、肉料理やケーキやチョコレートの風味づけに使用されたりします。ブランデーを飲む際はブランデーグラスという、足が短くてふっくらとしたフォルムが特徴的なグラスを用います。ビギナーはグラスにまでこだわる必要はありませんが、少々高くても美味しいブランデーをストレートで飲むことが大切です。とはいえ、ブランデーにも種類がたくさんあるため、初めての方はどれにしようか迷ってしまうでしょう。ブランデーは、産地や原料、熟成年数によって質が大きく異なっています。代表的なものには、フランスのコニャック地方でブドウを原料に作られる「コニャック」、アルマニャック地方でブドウを原料とする「アルマニャック」、イタリアでブドウの搾りかすを原料とする「カルヴァドス」などがあります。なかでもコニャックは流通量も多く種類も豊富なため、初めてのブランデーにはぴったりといえます。ちなみに、比較的耳にする機会の多いヘネシーやレミーマルタンは、どちらもコニャックの銘柄です。熟成年数(コント)に応じてVS、VSOPなどクラスが分かれていますが、おすすめは更に上に当たる20~25年のXOクラスのコニャックです。値段は少々張りますが、熟成年度が高いほどまろやかで飲みやすくなります。ブランデー以外のお酒にも当てはまることですが、年数が少ないほど味がキツく感じられるため、ビギナーには不向きです。通の中には若いお酒を楽しめる方もいるので、経験を積んでからにしましょう。また、コニャックにもブドウの産地によって種類があります。もし予算に余裕があれば、グランドシャンパーニュ、またはフィーヌシャンパーニュの35年熟成に手を出してみるのがベストです。ここまでくるとお値段は2万円を超えますが、35年ものにもなると最も風味が豊かになります。熟成年数20年を超えるグランドシャンパーニュのコニャックでも、7千円から1万2千円程度のものもありますので、探してみましょう。ブランデーとしてはお手軽ながら、十分にフルーティで豊かな味わいが楽しめるので、1万円以上出すのは厳しいという方におすすめです。果実酒を蒸留させて作るブランデーは種類や銘柄もたくさんあり、どれから手を付けて良いか分からない方も多いでしょう。初めて飲むからには、美味しく楽しんで味わいたいもの。初心者はできれば少し奮発して、20年以上のグランドシャンパーニュのコニャックから始めてみましょう。予算に無理のない範囲で、質の高いブランデーを試してみてくださいね。レミーマルタンは1724年にフランスのコニャックで創設されて以来、世界中で愛されているブランデーの銘柄です。その中でも上級品として知られるレミーマルタン XOは、1981年に誕生した味わい深いブランデーです。XOとは熟成年数を表すランクですが、一般的に熟成年数が長ければ長い程ランクは上がり、価格も高くなります。ハイセンスなデザインのパッケージにはあのギリシャ神話で有名なケンタウロスのロゴが入っており、テイストだけでなく見た目も楽しめる様に工夫がなされています。レミーマルタン XOはブランデーの中でも、コニャックに分類されます。コニャックには主にユニブランと呼ばれる、フランスを中心に栽培されている白ワイン用のぶどうの品種が原料として使用されています。レミーマルタン XOに使用されているぶどうは、グランド・シャンパーニュやプティット・シャンパーニュなど豊かな土壌で採れたものばかりです。また単式蒸留機により2度蒸留されているのも、このブランデーの特徴です。ブランデーの種類の中にはコニャック以外にもアルマニャックや、カルヴァドスなどがあります。レミーマルタン XOは400種以上もの異なったオー・ド・ヴィーがブレンドされている為、他のブランデーと比較しても、独特で例え様のない繊細な香りが楽しめるのが魅力です。ブランデーはストレートで味わうのが一番良いと、一般的に言われています。さてエレガントな味わいのレミーマルタン XOを堪能する為には、スニフターと言われるグラスに適量注ぎ18~20℃の温度で味わうのが理想です。グラスに注ぐブランデーの量は、20分~30分程度で飲み切れる量にします。レミーマルタン XOのアルコール度数は40%ですので、お好みでチェイサーを用意する様にすると良いでしょう。チェイサーは水や炭酸水を用意するのが一般的ですが、ジンジャーエールなどをチェイサーにする例も時折見られます。グラスを微かに回すとより香りが漂い、レミーマルタン XOの甘くて独特な風味をじっくり堪能する事が出来ます。シナモンの様な甘くスパイシーな香りが漂うレミーマルタンXOのおつまみには、マスカット、砂糖漬けのドライフルーツやナッツなどがおすすめです。特におすすめなのはドライいちじく。まずこれらを試したら次はアーモンドやチョコレート、パルメザンチーズなど様々なテイストの食品との相性をあれこれお楽しんでみましょう。尚チョコレートをおつまみにする際は、ビターチョコレートがおすすめです。おつまみを少しずつ変える事でブランデーの風味を、様々な角度から比較してみるのも良いですね。夏場など暑い時にレミーマルタンXOを自宅で手軽に堪能したいのであれば、ジンジャーエールやトニックウォーターなどで割って楽しむのも良いでしょう。あらかじめ氷を入れておいたワイングラスにブランデーを注ぎ、くし型切りにしたレモンとトニックウォーターを加えれば簡単なカクテルの出来上がりです。またブランデー、レモンジュース、ホワイトキュラソーを2:1:1の比率で混ぜシェイクしたサイドカーなども、自宅で手軽に作る事の出来るカクテルの1つです。休日の夕方などゆっくりお酒を堪能したい時に試してみてはいかがですか。また外出先のバーなどでは、レミーマルタンXOを使用したオールドファッションドをオーダーしてみてはいかがでしょう。更にシンプルに炭酸水で割って飲む方法は、イギリス人が好む飲み方として有名です。レミーマルタンXOはちょっと贅沢な気分を味わいたい時に、ぴったりなお酒と言えるでしょう。せっかくブランデーを飲むのならとことん美味しさにこだわり、これまでの自分にはないお酒との付き合い方をしてみませんか。コニャックの神髄とも言われるレミーマルタンXOは、日頃からお世話になっている方へのプレゼントにも最適です。ラニョーラボランはコニャック地方を代表する生産者で、栽培から発酵、蒸溜、熟成、瓶詰まで全ての工程を自社で行っている生産者のことです。なかでもラニョーサボラン レゼルブスペシャルNo20コニャックは平均熟成20年のコニャックがブレンドされたブランデーです。つまり、No20とはブランデーの熟成年数を指すものです。ラニョーラボランはガストン・ブリアン氏が1850年にブドウ農園を開園し、コニャック作りを始めました。ラニョーラボランの名称は初代当主のドーズの夫マルセル・ラニョーと2代目当主アニーの夫サボランから、「ラニョー・サボラン」とされました。ラニョーラボランのブランデーはカラメルやシュガーが無添加のコニャックとして有名で、土壌もすべてコニャック地方は6つの生産域に分かれていてるなかでも最高ランクとされるグランドシャンパーニュで生産されています。このため、創業当時から質の高いブドウには定評があり、高度なブレンド技術を持っていることで、コニャック界から高い評価を受けているメーカーです。このコニャック地方で最高ランクとされるグランドシャンパーニュは全体で34,703ヘクタールあり、その中でブドウの作付け面積は13,159ヘクタールとなっています。ここで生産されるブドウは、独特の繊細さや軽やかさがあり、フローラルなアロマを秘めたブランデーに最適なものです。ブランデーはオーク樽の中で長期間にわたり十分な熟成が行われますが、これによってさらにブドウの質の高さが引き出されます。栽培、発酵、蒸溜、熟成、瓶詰の全ての工程を自社で行っているブランデーの生産者をフランス語でプロプリエテールといいます。プロプリエテールを名乗るためには原料から自家畑産のブドウを使用しなくてはなりません。このため、他の畑のブドウを使用した時点で、プロプリエテールを名乗れなくなります。必然的に規模は小さくなり、生産量も少なくなりますが、すべての工程において目の行き届いた貴重なブランデーが生まれます。ラニョーサボランはこのプロプリエテールなのです。このような厳選された環境で生産されるラニョーサボラン レゼルブスペシャルNo20コニャックはラニョーサボランのラインナップの中では中間のレベルに位置し、一般的なブランデーの指標だとXOクラスに該当するものです。コニャックでは添加物としてカラメルが認められていますが、レゼルブスペシャルNo20コニャックにはそれも含まれていないため、色味は樽熟成そのものを楽しむことができます。ボトルデザインはシンプルで、ラベルは筆記体を用いた流線的で柔らかなイメージとなっています。またコルクキャップにはラニョーサボランのロゴが刻印されていて、ここにも細かな手仕事の証が垣間見えます。実際にグラスに移し香りを確かめるとアルコールの刺激臭が少なく、非常に柔らかなのが特徴的です。実際に口に含んでもアルコール度数43度とは思えないほどの柔らかな刺激です。鼻抜けは柔らかく、香りは非常にフルーティーでエグみも少なくなっています。このため、フルーツカクテルや、やや甘口のお酒を好む方にはおすすめのブランデーです。このように、コニャック地方でも一等地に自社の畑を持ち、全工程も自社で手掛けて生産されるラニョーサボラン レゼルブスペシャルNo20コニャックはブルゴーニュワインでいうところの「ドメーヌ」のブランデー版ともいえます。現在プロプリエテールのコニャックは10軒ほどしかなく、フランスでも希少なブランデーとなっています。ぶどうを原料とし、フランス・コニャック地方で定められた製法によって生産される高級ブランデーとして知られているのがコニャックです。中でも5大コニャックと呼ばれるものにヘネシー、マーテル、カミュ、レミーマルタン、クルボアジェがあります。そして、コニャック通の間でも評価が高いのがポールジローですが、中でもポールジロートラディションはリーズナブルながら、ポールジローならではの味わいが楽しめる逸品です。ブランデーの名産地はフランスですが、コニャック地方で生産されるブランデーは特に評価が高く、フランスを代表する蒸留酒として世界中の老若男女に親しまれています。このため、高級ブランデーとして認知されている著名な銘柄の多くはこのコニャック地方産のブランデーで、それは総面積79,600ヘクタールという広大な土地で生まれています。そして、ワインと同じようにコニャック地方も6つの地区に区切られることによって、ある地区では華やかでフレッシュであったり、またある地区はエレガントなライトボディであったりと、地区によって栽培されるブドウには個性が生まれます。その中でも最高峰という呼び声が高いのがグランシャンパーニュ地区で、この土地では石灰質の土壌でブドウが栽培され、アロマが凝縮された大変良質なコニャックが生産されています。このグランシャンパーニュ地区で400年前から代々農業を営んできた生産者がポールジローです。ジロー家は1800年代の後半からコニャックの生産を始め、現在においても高品質なコニャックを生産し続けています。ジロー家のコニャックの特徴は、「コニャックは自然の賜物」という考え方のもと、大手メーカーのような機械化はおこなわず、全てのブドウを一つ一つ手で摘んで品質を確認しながら生産されています。このため、ブドウを自然に発酵させる際にはイーストを用いた短時間の醸造はおこなわず、常にブドウの状態を確認し、蒸留も一括でおこなうのではなく樽に詰める一瞬のタイミングを計りながら進められます。また、ジロー家ではすべての工程をポールジロー本人が手がけ、膨大な時間と労力をかけてコニャックが生産されています。しかしながら、ポールジロー自身は、自分がしていることは特別なことではなく、代々続けてきたことを守っているだけに過ぎず、自然に従い無理はせず、コニャックと向き合うことがもっとも大切だと語っています。このようなポールジローのコニャックの中でもポールジロートラディションはポールジローを手軽に楽しめるコニャックとして人気が高く、コニャックがはじめてという人にもおすすめです。そして、ポールジロートラディションの特徴は、ポールジローの中でも熟成年数が長い物と比べるとコクや深みが劣るものの、ブドウの果実感や口当たりのまろやかさを楽しむことができることにあります。アルコール度数は40度となっていますが、それを感じさせない飲みやすさがあり、初心者からコニャック通も満足させられる味わいです。甘さはひかえめで辛口でもなく、爽やかな皮つきのブドウの香りが印象的で、余韻はウイスキーとは異なり、フルーツ感が漂います。ブランデーと聞くと通常はこってりとした味わいを想像する人も多いですが、ポールジロートラディションの場合、皮つきのブドウの香りが強く、味わいの深い、すっきりとしたコニャックとなっています。また、ポールジロートラディションの熟成年数は8年前後といわれますが、やや若さが感じられるものの、ポールジローの味わいは十分感じられるものです。このようにポールジローのなかでは比較的リーズナブルなポールジロートラディションですが、ポールジローならではのろ過をおこなわず、加水のみというこだわりによってその方向性は十分感じられるものです。これまでブランデーをあまり試したことがなく、初めてコニャックを飲むという人にも入り口としておすすめできる逸品です。リンゴのお酒、カルヴァドス。蒸留酒のハードなイメージとリンゴのフルーティさがギャップを生み、近年女性を中心に注目されています。映画や小説にもたびたび登場するので、飲んだことはないけれど名前は知っているという人もいるでしょう。そんなカルヴァドスのなかでもブラー社がこだわりぬいて作る「カルヴァドスブラー XO」をおすすめします。リンゴや洋ナシを原料にして作られる蒸留酒を「アップルブランデー」といい、フランスのノルマンディーにあるカルヴァドス地方のアップルブランデーはとても上質でした。このことから19世紀ごろにはカルヴァドス地方で作られるアップルブランデーを「カルヴァドス」と呼ぶようになり、ブランドとしての地位が確立されました。「カルヴァドスブラー XO」は8~40(!)年熟成させた原酒をブレンドし、リンゴのさわやかさとオーク樽から染み込んだまろやかな香りが絶妙なバランスです。食後酒におすすめで、相性の良いチーズやエスプレッソ、シガーとともに楽しいおしゃべりの時間を彩ります。ブラー社が提供するカルヴァドスは最高級といわれる「AOCペイ・ドージュ(Pay’sD’Auge)」のみを使用しており、とことん品質にこだわった製品作りで知られています。AOCとは、アペラシオン ド リジーヌ コントローレの略で「原産地呼称統制法」のことです。カルヴァドスの中でも、AOCによって定められた地域、定められた製法で作られたカルヴァドスのみが「AOCカルヴァドス」となります。その中でもさらに、ペイ・ドージュ地域で生産されたAOCカルヴァドスを「AOCペイ・ドージュ」と呼びます。フランス北部、ノルマンディー地方の真ん中にあるペイ・ドージュでは古くからリンゴやナシの栽培が盛んで、それらを原料としたシードル、ポワレ、カルヴァドスなどのお酒が作られてきました。そのカルヴァドスで風味付けをしたノルマンディー風スフレや、薄切りリンゴを並べた焼き菓子のタルト・オ・ポムも有名です。同じく酪農も盛んにおこなわれており、代表的なカマンベールチーズのほか、お酒にぴったりのリヴァロやポンレヴェックなどが名産品として知られています。「カルヴァドスブラー XO」がチーズと好相性なのも納得ですね。ブラー社はカルヴァドス作りにおいて、ペイ・ドージュに自社リンゴ農園を持つ唯一の会社です。ペイ・ドージュの、ゆたかなアルカリ性の土壌で栽培されたリンゴから原酒を作るのですが、AOCペイ・ドージュを名乗るにはもう一つ条件があり、それは原酒を単式蒸留器で2回蒸留したのち最低2年は熟成させるというものです。1回目の蒸留ではアルコール度数約30%の、ブルイイと呼ばれる粗溜ブランデーになり、2回目の蒸留では最初と最後の部分を除いた部分を使います。ここでアルコール度数は一気に70%になって、冷却されて透明な液体になったら樽に詰めて熟成されます。蒸留したての段階だとお酒の色は透明ですが、オーク樽のなかで熟成されていくうちに樽の色や香り成分がお酒に染み出し、溶け合って美しい琥珀色のまろやかなカルヴァドスへと変わっていきます。熟成倉庫の中には熟成を始めたばかりの樽から、約40年近く熟成させている樽まで、異なる熟成年数のカルヴァドスがあります。様々なカルヴァドスたちをベテランのセラーマスターがブレンドし、最高の味わいを作り出しています。ブラー社のこだわりがたくさん詰まった「カルヴァドスブラー XO」。フランスの豊かな自然が生んだノルマンディー、ペイ・ドージュのリンゴ農園を思い浮かべながらカマンベールチーズとともにいただくカルヴァドスは格別です。強いお酒が苦手な人はジンジャーエールなどでカクテルにしても美味しいですから、ぜひ一度カルヴァドスの豊かな香りとなめらかな味わいを経験してみてください。リンゴで作られた珍しいブランデー、「カルヴァドスポム・ド・イヴ」味への興味だけでなく、どのようにリンゴを丸ごとビンに入れているのか、製法にもとても興味が湧きます。ビンを手にしただけでその世界に引き込まれて、会話を広げてくれる、貴重なブランデーをご紹介します。「カルヴァドス」というのは、フランス北部にあるカルヴァドスという地域のことで、リンゴの名産地です。この地域でつくられているリンゴの発泡酒シールドを、蒸留したものが「カルヴァドス」というブランデーです。この地域でつくられたものに限り「カルヴァドス」を名乗ることが許されます。他の地域で作られたシールドの蒸留酒はアップルブランデーと呼ばれ、区別されているのです。イギリス海峡に面した、フランスの北部にある「北の人間の土地」という意味をもつノルマンディ地方の中に、カルヴァドス地域はあります。ノルマンディは食文化がとても豊かで、漁業、農業、酪農が盛な地方です。その中でもカルヴァドス地域は、特にリンゴの名産地として、原産地呼称規制AOCの対象となっている特別な地域です。ポム・ド・イヴのラベルにはAppellatin Calvados Controlee 「カルヴァドスAC」と表記されています。これは、厳選された名醸地のリンゴだけを使用し作られたという、逸品の誇りと格式の証です。カルヴァドスの原料は、通常リンゴを数種類ブレンドしたり、洋なしを加えています。これは、味のバランスを調整するためです。リンゴは品種によって甘みや酸味の強さがそれぞれ違います。何をどのくらいブレンドするのかによって、各銘柄の味の特徴が表現されることになるのです。ポム・ド・イブの製法は特別で独特です。ビンの中に成熟したリンゴを丸ごと入れるために、枝についたままのまだ小さい実をビンに入れ、ビンをしっかりと枝にくくりつけて固定します。そして、リンゴの実がビンの中で生育するのを待ちます。生育途中のリンゴの中には、成熟に至らない実もありますから、枝に固定したビン全てがポム・ド・イヴになれる訳ではありません。実が成熟したら、慎重に枝から切り離し、オーク樽で成熟させたカルヴァドスをビンに注ぎ入れます。そのまま3~4週間、熟成させたらカルヴァドスを入れ替えます。更に4~5週間熟成させて、もう一度カルヴァドスを入れ替えます。そして、3回めにカルヴァドスを注ぎ入れたら、ビンに封をして出荷されます。ポム ド イヴの特徴はなんといっても、ブランデーボトルの中にお酒と一緒にリンゴの果実が丸ごと入った摩訶不思議なビジュアルでしょう。ボトルの口はいたって普通の大きさで、ビンにもつなぎ合わせたような細工の跡は見当たりません。ガラス工房で職人さんがひとつひとつ封入している?いいえ、あの高熱にリンゴは耐えられません。では一体リンゴはどこから入れているのか?これには、じつにフランス人らしい遊び心が満ち溢れていて、春先に花が散ってちいさなリンゴの実が生りはじめたら、リンゴ農家の人たちは一斉に空のボトルを持っていき、リンゴの実が小さいうちにボトルの口を通して中に入れておくのです。ボトルは木の枝にくくりつけられ、秋の収穫まで待ちます。すると、空のボトルの中でリンゴの実はすくすく育っていき、やがて大きな果実となって熟したころにボトルごと丁寧に収穫されるというわけです。少し前に、日本でも星型やハート型など変わった形のスイカやイチゴを栽培するのが流行ったことがありましたが、あのような発想がすでに昔からあって、この”収穫方法”は「ポム プリゾニエール(閉じ込められた林檎)」と呼ばれ、お酒の風味付けや見た目を印象付けて商品を覚えてもらうためにおこなっているといわれています。無事に収穫を終えたボトルにはアルコール度数45%のカルヴァドスが詰められ、リンゴの果実とともに一か月程度寝かせておいたらカルヴァドスだけを一度ボトルから出してしまいます。リンゴだけになったボトルに再びアルコール度数45%のカルヴァドス(先に入れていたものではない)を詰め、4~5週間たった後、カルヴァドスだけを出します。最後に、アルコール度数40%のカルヴァドスをボトルに詰めて今度こそ封を閉じ、商品として出荷されるのです。見た目のインパクトだけでなく、味わいにもこだわって大切に手間ひまかけて作られているポム ド イヴは、芳醇なリンゴのフルーティな香りが奥深い、イヴのように神秘的なカルヴァドスなのですね。ポム ド イヴを作ったドメーヌ・ド・コッケレル社はノルマンディーやブルターニュなど醸造だけでなくリンゴの産地としても名高い地域にあり、地の利を活かしてシードル、カルヴァドスを製造・販売し発展していきました。ポム ド イヴはその生産方法から大量生産ができないため、それならば敢えてリンゴの栽培地を厳選し、ノルマンディーでもごく限られた地区で栽培されたリンゴのみを使うことによって品質を向上させることに成功しました。ポム ド イヴのラベルに表記されている「Apperation Carvados Controlee」という言葉はノルマンディーで指定された地区のリンゴを使ったカルヴァドスにのみ贈られる称号で、「カルヴァドスAC」と呼ばれ高く評価されているので、贈り物にもおすすめです。せっかくの貴重なリンゴのブランデーですから、まずはストレートで一口、カルヴァドスそのものの味と香りをじっくりお楽しみください。カルヴァドスは食前酒や食後酒としていただくのがおすすめですが、ノルマンディではフルコースの途中にもカルヴァドスを楽しみます。消化を促進させるために料理と料理のあいだに頂くのです。ということは、食事の間中カルヴァドスを味わっていることになりますね。味わい方は、ストレートだけでなく、何かで割ったり、カクテルにして、お料理やお好みに合わせてお楽しみいただけます。チーズやシガーとの相性もとても良く、リンゴの甘みや香りを、紅茶やコーヒーに入れたり、チョコレートにあわせて楽しむ事もおすすめです。リンゴが丸ごとボトルに入ったカルヴァドスポム・ド・イヴ。人間の技術や、手間や時間を惜しまずかけることだけでなく、リンゴの成熟という自然の力がなくては生まれない、自然の恵みそのものです。自然の力なくしては作ることのできない、とても貴重なカルヴァドスポム・ド・イブを味わうごとに、ここにたどり着いたみちのりに思いを馳せるのも、このブランデーの楽しみの一つかもしれません。リンゴを存分に味わいたい方におすすめの逸品です。https://sakidori.co/article/268839Copyright ©

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