アパレル 売れない コロナ

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Fashion ポスト・コロナ 【コロナ後:アパレル業界編】炙り出された問題点「現在のシステムが正しいなんて到底思えない」 2020年05月16日 13:30 JST 2020年05月02日 14:00 JST 新型コロナウイルスの収束後、ファッション界はどう変わる――?未だ先が見えない状況だが、奥底にはパラダイムシフトの萌芽も見え始めている。かつてない困難からの気付きや価値観の変化に目を向け、これからのファッションを考える 6人目は、ファッションビジネスジャーナリストの ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 「枕草子」「徒然草」と並ぶ三大随筆、「方丈記」(鴨長明)の冒頭の一節だ。「川の流れは絶えることなく続いているが、流れている水はもとの同じ水ではない」という意味で、時は流れ去り、同じ日は二度と戻ってこないという無常観を表している。 新型コロナウイルスの世界的なパンデミック(大流行)により、人々の生活や価値観は一変した。アフターコロナになっても、私たちはもう二度とビフォーコロナの世界には戻れないのだ。まずは、厳しい現実を見ておきたい。 アパレル・小売りの多くは中小企業だ。中小企業向け事業保険のエヌエヌ生命保険が3月末に行った経営者向けのアンケートでは、「コロナがいつまでに収束すれば経営的に乗り切れるか」との質問に対して、7.1%が3月末、20.3%が4月末、16.6%が5月末、そして、15.5%が6月末と回答。つまり、中小企業の44%が5月末まで、6割が6月末までしか持たないと判断しているというわけだ。大倒産・大再編時代の到来と言えるだろう。 しかも、経営戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガーが4月に発表した「新型コロナウイルス アパレル・化粧品市場に与える影響と採るべきアクション」では、6月に終息し、夏は一時的に消費が活性化する「シナリオA」、8月に終息し、秋は一時的に消費が活発となる「シナリオB」、10月に一旦終息するも、消費は年末まで冷え込みそのまま不況となる「シナリオC」の3つを想定している。5月末で終息するというシナリオすらない。 そして、2020年の日本のアパレル市場規模予測については、2018年の9兆2240億円の実績に対して、6月終息のシナリオAの予想で7兆8000億円~8兆3000億円。落ち込み額は9240億円減~1兆4240億円減(対前年比で10~15%減)。8月終息のシナリオBでは6兆1000億円~6兆5000億円を予想。落ち込み額は2兆7240億円減~3兆1240億円減(同19~24%減)。最悪のシナリオCの場合には、4兆8000億円~5兆1000億円となり、4兆1240億円減~4兆4240億円減と45%前後落ち込むと試算する(同29~34%減)。記録的な暖冬で不振だった2019年に比べて、さらに最小で10%減、最大で34%ほど低下すると見込んでいるのだ。 世界に目を移しても、事態は深刻だ。国際繊維製造者連盟(ITMF)が会員企業向けに3月28日~4月6日に行った「繊維産業へのコロナ・パンデミック影響」調査(回答700社)では、生産・納品を延期・キャンセルされた契約が31%に上るといい、2020年の売上高は前年比28%減と試算する。 アメリカでは2016年以降、小売業の衰退を"小売りの黙示録(Retail Apocalypse)"と表現してきたが、まだまだページは続きそうだ。調査会社の「Coresight Research」によると、2017~2019年の3年間で2万1700店舗が閉店。廃墟のような商業施設「デスモール」(死のモール、の意味)なども登場し、五番街からもブランドストアが消えていった。そこにコロナが輪をかけた。傘下に「バーグドルフ・グッドマン」を持つニーマンマーカスも経営破綻寸前の状態で、「百貨店業態は終わった」とささやかれる。スイス最大銀行のUBSは、25年度までにアメリカで10万店以上が閉店すると予想。うち、アパレルとアクセサリーの閉店数は2万4000店舗に上ると試算する。  消費が回復し、経済が本当の意味で浮揚するには、少なくとも3~5年かかるといわれている。アフターコロナに向けて、「回復力、復元力、弾力性、再起性、しなやかな強さ」などの意味を有する「レジリエンス」を発揮することが重要だ。そして、水がよどまずに絶えず流れることで新鮮さを保っているように、ビフォーコロナの時代に戻るのではなく、理想の姿、ありたい姿にシフトチェンジするきっかけとして、アフターコロナに向けた戦略を練ることが重要だ。 オムニチャネル化やその先のOMO(オンラインとオフラインの統合)、リアル店舗での顧客体験の向上やオペレーションの効率化、つながりを深めるためのマーケティング&コミュニケーションなども非常に重要だ。だが、それは他の筆者に譲り、ここではアフターコロナの消費者ニーズや商売のキーワードについて、大きく  その筆頭が そんな中で発生した新型コロナは、地球による警告、あるいは、浄化作用ではないかとさえ感じられる。そして、人からうつらない、人にうつさないための外出自粛や自己隔離策、ソーシャルディスタンスなど含めて、地球人としての連帯責任や、世界とのつながりを強く感じた出来事でもあった。 世界的コンサルティングファームのカーニーは、パンデミックにより環境への関心が高まっていると指摘。「購入時に環境(への影響)を考慮に入れる」という消費者は、2019年に71%だったものが、今年3月6日の調査では78%、4月10日には83%へと、12ポイントも向上しているとレポートしている。 サステナビリティは、ともすれば環境対応だけが喧伝されがちだが、つまりは、社会が良い方向に向かうためのものであり、「ソーシャルグッド」、イコール、サステナビリティといえる。ウィズコロナ時代の「ソーシャルディスタンス」の次、アフターコロナでは、「ソーシャルグッド」を行動規範や購買指針に掲げるのが理にかなっている気がする。 2つ目が、 3つ目が 4つ目が、 5つ目が 6つ目が 7つ目が、  驚くような感染力や恐怖心、心細さ、人の命の儚さなどを痛感することになったコロナだが、一方で、自らのありたい姿、あるべき姿を顕在化する好機を与えてくれたともいえる(その代償は大きすぎるが)。徹底的に顧客や生活者の生活に寄り添う商材やサービスを提供するのか。あるいは、自らのクリエイションを最大限に発揮したエゴイスティックな服で魅了するのか。とことん美しさを追求するのか。とことん最先端を目指すのか。いずれにしろ、自社・自ブランドがサステナブル(持続可能)に、選ばれるブランド・応援される企業になるために、「覚悟」と「志」と「行動力」と「スピード力」を持つことがより重要な時代になることは間違いない。現在の人気記事アクセスランキング©FASHIONSNAP.COM

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