勇者のために鐘は鳴る 何 時間

勇者のために鐘は鳴る 何 時間

2020年1月24日(金)tbs赤坂actシアターにて、劇団exile“初”の全メンバー出演&“初”の原案プロデュース舞台、劇団exile『勇者のために鐘は鳴る』東京公演が開幕した。 劇団exileは、exileパフォーマーを中心に2007年に旗揚げをし、数々の舞台を上演してきた。 川本成オフィシャルブログ「Naru's blog'n boy」Powered by Ameba川本成オフィシャルブログ「Naru's blog'n boy」Powered by Amebaさてブログです。 バカなんだな、おバカ。 毎回同じこと繰り返すのに、毎回パスワードを忘れる。いや、メモるんですよ。毎回繰り返すからね。忘れちゃならないと思ってね。全部同じにしたいけど、物によっちゃあ、やれ「必ず大文字を入れてください」だの、「8文字以上16文字以内」だのさ。パスワードなきゃダメだ。必要。  と言う事で、一週間経ってしまい遅くなりましたが 劇団EXILE「勇者のために鐘は鳴る」無事終了いたしました。皆様、本当にありがとうございました。 なんか、きっとこのブログは長々と書いてしまうのだから、先に一番言いたいことを言っておくことにします。皆様におきましては、なげえよこのブログよお、と思って、途中でプチっと切っても良いように、先にね、大事なことをね。  本当に今回、劇団EXILE、並びにこの作品に関われて良かった思っております。大感謝です。僕自身も自分のターニングポイントとなるような、大事で貴重な日々だったと思います。もう本当に。ラッキーだよ。ラッキーボーイ。ネルケさん、 LDHさん、最強最高のスタッフの皆さん。そして何より劇団EXILEのみんな。ご一緒できて、一緒に物創り出来て、本当に良かったです。いやあ、なんだかんだ去年の夏から僕は関わらせてもらってましたけど、振り返るとあっという間です。いろいろ大変だったのかな?大変?いや大変じゃなかったな。終わってしまうとね、全てが必然的というか、なんかめちゃくちゃ楽しかった気がする。大変だったこともきっとあるんだろうけど、終わってみるとそんな事も成仏しちゃうというか、忘れちゃう。いやはや全てが、全くもって素晴らしい日々だったと思います。  本当にありがとうございました!!!   さて、ここからはエピローグ。川本の言いたいことはもう分かった、って方は、ここでプチッとこのブログを見るのをやめて、皆さん是非時間を有効活用してください。ネットフリックスとかで面白い海外ドラマでも見て下さい。おれ、止めどなくベラベラと書くから。気をつけて!ここに時間泥棒がいるよ!泥棒なんだよ!気をつけて!自分の身は!時間は金だよ!タイムイズマネー!   続ける?続けましょう。   しかしね。  早速余談だけど。  今までも思ってたし、やっぱり今回もより一層強く思ったのは、舞台はお客様が来てくれて初めて完成するものだなあと。いや、舞台だけじゃあないスネ。 全部、全て、世の中の。 「ペア」になってる。 カレー屋さんだって、カレー作って終了じゃないもんね。やっぱり食べてくれて、味わってくれないとね。せっかく作ったんだからね。お店と、お客さん。ペア。 スマホだって、つり革だってね、パソコンも。ただモノがあるだけじゃあね。使う人がいて、使って初めて「機能」したということですものね。使うモノとそれを使う人。ペアになってる。そして、そのバランスですね。 そのバランスが良いと、良いモノになるんでしょう。 エンターテインメントの世界も完全にそうで、サービス業な訳で。行き届いているなあ、という物に憧れるし、そうならなきゃあ行けないとね、常々。 いつも僕はエンターテインメントの世界を飲食に例えたりするんですけど、やっぱりお店に入って、瞬間、「ふんわりいい匂いするなあ」とか「あら、素敵な音楽がいい音量で。雰囲気いいな」みたいなところから始まって、出てきたお手拭きがアロマの匂いなんかしてたらその時点で第一印象いいなあとなるわけです。手触りのいい皮張りのメニューを見ながらすでに贅沢感。料理のお勧めを聞いたら、今日はこちらのお魚が新鮮ですよなんて。お魚にはこの飲み物が合いますよとか2、3パターン。しかもそれを押し付けがましくない程度のさじ加減で語ってくれて、サッといなくなる。そして色々悩んだりできる贅沢時間。 料理が出てくると、盛り付けがきれい。彩りが素敵だったりしてね。この時点で、アレですね、インスタグラムですね。ブツ撮りですね。 と。 ほら。 まだ料理食べてないのにね。この時点で、既にいろいろとポイントがあるんですね。でもこの時点ではこの店にして良かったね、とはなるはずです。 やっぱり、拘りは大事だけど、決して拘ればいいだけじゃなく、それをどの程度の「バランス」で繰り広げるか。または繰り広げないか。この『繰り広げないか』が最近特に興味があります。引きどころね。まあとにかくそういう事のバランスがいいとずっと「ペア」で付き合っていける関係性になるんだろうな。行き届きたいです。日頃から。 日頃、モノを作って見てもらう立場の僕らと、わざわざ見に来てくれる皆様。これも「ペア」の関係性。その関係性に日頃から真摯に向き合いたいモノです。   脱線。   とにかく何かそんなことも含めて。もっともっと沢山ありますけど、日頃思ってる色々な事をね。「劇団EXILE」公演という素晴らしい状況の中で、僕も一員として、メンバーやスタッフさん、そしてお客さんと一緒にこんなに大々的な状況で作れた事がねえ。現場では各セクション素晴らしい方々ばかり。そう言ったプロ同士のやりとりがとても豊かなこの度だったので、何度も言いますが、感謝なのですよ。何かご褒美だとも思ってますのです。  12月頭からかな。本稽古始まったのですが、稽古中などは、日に日に楽しみが増していくような気待ち。メンバーのみんなと一緒に考えたりイメージしていた事が最強のスタッフさんの知恵も加わってどんどん形になって行く感じね。でも、見ていただけた皆様はお分かりだと思いますが、途中経過、言えないでしょ、これ(笑)秘密にしたかった。秘密の方がオモロイ。これTwitterでも呟いたのですが、大事な友達の誕生日プレゼントを時間をかけて選んで、渡せる日をワクワクして待っている感じと似てます。  だから、初日なんか僕も客席で見てたんですけど、演者の時には味わえない種類のドキドキ。びっくりしたり喜んでくれたりしている皆様の様子に、今まで生きてきて経験したことのないような感情になりました。よく分からないところで俺だけ泣いてたりしてた(笑)笑って楽しんで欲しくて作ったシーンなのに何故か一人客席で号泣おじさんがいるのです。どうですか、怖いですね。  そして初日の幕が開くと共に、いやはや本当に皆様細かいところまでよく見てくれてると言うか、拘った部分や、苦労した部分、隠しディテールなんかも。嬉しくなっちゃった。稽古場でみんなで色々と拘って良かったです。  今回、どうやって作り上げて行ったかみたいなのは細かくはアレなんですけれど。メンバーの原案、やりたい事、やりたいお話、などをどれだけ具現化できるかと言う事でした。ざっくりいうとメンバーの原案やアイデアから始まって、それを脚本の畑さんが本に纏めて、それを元にまたメンバーがアイデアを出しながら大まかな流れ(プロット)を組んだり、それをまた本にしてみたいな事を何度かくりかえし、同時に僕の方は美術さん、映像さん、照明さんなどの打ち合わせなども始まりながら、12月頭に稽古場に入ってからはいよいよ現場の方でメンバーのみんなと僕含めた各セクションのスタッフと改めてストーリーやアイデアなんかを、より具体的に細かく作りあげて行った、という感じでしょうか。 メンバーからしたら、きっともっと長い期間動いていたわけですから、僕ら以上に色んな苦労もあったと思いますが、本当に関わった各セクション全員でのバトンリレーといいますか、パス回しといいますか、凄いの。本当に。メンバーのやりたいことを沢山の人々の知恵とアイデアの結晶で作り上げて行った感じ。センスとアイデアの天下一武道会です。彦摩呂さんみたいですね。表現がね。  僕個人としては上演台本と演出、と言った立場での関わり方ですが、メンバーの初期段階からのアイデアを出来るだけ全部盛り込んでみちゃおう、というのが今回の個人的テーマの一つでもありました。なんかこじんまりしたくないと言うか、もうあれだけの個性派集団、アベンジャーズ劇団なわけですし。全員のその突出した個性をある程度調整して抑えて、キュッと作品にまとめるという方法論より、突出した個性をもっとギュンギュンに出しちゃって、円グラフで言えば、その点を全部つなぎ合わせたら大きな円になるでしょ、みたいな。ハチャメチャ感とでも言いましょうか。だから、なんだかまとめたくない。いやいや、「こじんまり」まとめたくない、か。 バラバラなパーツを作品として作り上げていくにあたり、僕からも提案させてもらった色んなアイデア、ストーリーなど、劇団メンバーやLDHさん、スタッフさんもみんなとても面白がって乗ってきてくれまして。これも本当に嬉しかったなあ。  劇団EXILEのメンバーと、みんなで作り上げた「勇者のために鐘は鳴る」とても愛着のある大事な作品になりました。楽しんでいただけましたでしょうか。何度も言いますが、作っただけでは完成じゃありません。お客様が来ていただいて、楽しんでいただいて、初めて完成です。楽しんでいただけてたら幸いです。  でね。  皆様からも色々Twitterで質問いただいたり、終演後にあそこのシーンのアレってアレですよね、みたいに拘りに食い付いてくた方もいらしてホントとっても嬉しかったし、また例によっておしゃべりおばさんみたいな俺ですから、調子に乗ってぺらぺらと聴いてないことまでおしゃべっちゃいがちなんですが、まあね、あんまり全部の内容やシーンの答えみたいなもの言っちゃうのも野暮だなあと思いますし、先ほども野暮な駆け引きはもうやめだ!と言ったばかりですからね。ちょっと敢えて謎にしておく部分もね、夢があるし逆に贅沢だったりもしますけどね。 まあ、どこかのトークライブで話す機会があれば8時間半くらい話したいですね。ほら、おしゃべりだからさ。おしゃべりおばさん。そして今回は自分のプロデュースとかではなく、LDHさんの劇団EXILE公演ですし、色々アレなので、こちらのコーナー。        ということで、僕自身が作品作りに関わる上で拘った設定やディテール、隠し要素なんかも含めて書ける範囲で書きますね。   ●『キャラクター設定』について。  これは結構質問にもいただいていたのですが、結果的にメンバー本人の人間性や性格みたいなものからの発想、広がりが大きかったような気がします。12月頭に衣装打ち合わせがあったので、まずはゲームの世界におけるそれぞれの職業や性格などのキャラクター設定を細かくして行きました。踏まえての衣装打ち合わせで衣装のナカサチさんや、ヘアメイクチームさんなんかとビジュアル作りをしていく事でそれぞれの役のアイデアが更に膨らんでいきました。それをメンバーに提案して、そこからメンバー自身のアイデアや人間性、個性が加わって、キャラクターを大きく作り上げて行ってくれました。こういう作業、やりとりがあったからこそ逆にメンバーみんなのタイプや人柄なんかもよく知れるきっかけになった気もしますねえ。  まずはナイトとJACK。  ナイトとJACKはメンバーの考えてくれたプロットの段階からの兄弟設定、対照的なキャラクター。タイプは違えど二人とも戦士。設定上も慎重と豪快ですからね。 実際の二人は役者としてのタイプは全く違うけれど、共通するのは二人とも拘りや追求が凄いなあと。 芝居に対しての、町田くんのクレバーで緻密で実直な感じと、鈴木くんの明るさと大胆な思い切りの良さ、みたいなモノがナイトとJACKのキャラクター像や対比をより一層広げてくれました。 実際に町田くんとはセリフのひとワードまで話して相談しながら決めたところもあります。展開における必然性など大事にしてくれているんだなあと嬉しく、頼りになる存在です。物語の芯になるキャラクターでもありますし沢山話せて、沢山考えて、ナイトの存在感を大きく強固なものに作ってくれました。町田くんにとっては作品の頭から最後まで気の抜けない作品になってしまいましたが、本当、頼もしい。 鈴木くんとはJACKについて、ナイトとの関係性など、沢山話してアイデアを交換したり。鈴木くんの稽古で突然出す大胆なアプローチも笑っちゃったなあ。この辺りの思い切りの良さよ。面白い。そして歌のシーンなんかも音楽の西山くんに逐一細かいところまで相談に行ってて、それを反映させる気概もとても感じました。そしてこちらの細かい要求にも最後まで粘り強く頑張ってくれて大胆かつ無垢で純粋なJACK像を作り上げて行ってくれました。 そして設定上、ナイトチームとJACKチームに分かれているのですが、それぞれチームでの自主稽古も引っ張ってくれてチームの特色が出たような気がします。 二人とも、本当に熱くて好きです。沢山話して、沢山考えました。相談しました。熱いヤツ、結局好き。  SWAYくんは忍者ですね。勝手なイメージで、半蔵はなんかきっと外国の人が思い描く忍者像だなあと思った部分がありまして、そこから、本当の実体は日本人じゃないかもしれないと言う発想になりました。見た目で言うとちょっとオリエンタルかつアバンギャルドな。見た目はマーベル感と言いますか。実は落語好きと言うエピソードは実際に僕が浅草で知り合った外国人の女性がヒントにもなっていたりします。凄いの。詳しくて。勉強熱心で。そう言う外国人の方、実際にいるんですよ、驚きでしょ。しかしSWAYくんは本当センスの塊みたいな人。それでいて感覚の良さだけに頼らずちゃんと求めている形にキッチリ丁寧に持っていく。何より、可愛い(笑)SWAY可愛い!半蔵のキャラクター像を、一層キュートにしてくれました。  青春は名前の通り悩める青春時代。ビジュアルやキャラクター像は名前からのインスピレーション発信も大きいですが、そこに寛太くんの底抜けな明るさと王道を行く感じ、そして任天堂感(笑)僕は勝手に任天堂感と言ってますが、寛太くんは任天堂感あるんだよなあ。明るさ、と言う第一印象でしたが、稽古を進めていく中で芝居に対してとても研究熱心で、凄いなあと思うようになりました。これも勝手にですけど、終盤のシーン、ナイトとJACKが自分の本音を話せて「戻れる場所を作ろう。二人でな」という所に、「ちょっと待って!二人って言った?」という所ですね。ここ、青春に敢えて割って入って欲しいな、と思って。ここは青春に口火を切って欲しいなと。青春。寛太くん。そして、最後に自分の殻を破って、お客さんをログインに誘うのも青春。何か、寛太くんには流れをガバッと変えるパワーがある気がしたというか、僕個人的に劇団内でそういう存在に見えたところもあってなのかなあ。 Y崎はやっぱり秋山くん自身の実直かつ丁寧な部分。秋山くん自身が沢山提案してくれました。芝居感も、こんな衣装がいいんじゃないか、とかも。黒魔術師ではあるが、サラリーマン感もあるようなとか。見事なY崎でしたね。Y崎が身の上話をするシーンはセリフを書いていて、なんだかああ言うことになりまして。僕自身も娘がいるので、自分自身も投影しちゃったところもあるのかあ。そんな色々な想いと、秋山くんの感じがピタリ来たと言うか。秋山くんにこれを喋ってほしいなあ、と思いながらセリフを書きましたわ。もう一つ、どうしても秋山くんに行って欲しい台詞がありましたが、これは僕らだけの秘密。秋山くんはさすがの芝居感で、頼もしいです。俺、秋山くんのお芝居で泣いちゃうんだよなあ。  うまなりは初期の段階でギャンブル好きというアイデアが出ていたので、そこを広げつつ。ドラクエなんかでも「遊び人」という他とは異質の職業があるように、ある種の破綻者というか「ダメなやつ」というポジション。そこに人間味や愛着を持たせてくれたのはやはり八木くんの人柄によるものだと思います。八木くんは稽古初期から既に見事でした。稽古から全力投球。毎回八木くんには「今の演技150点!」とか言ってました。いやいや、それはでも冗談ではなくて、とにかく目指すものを掴むのが速いし、それに望む稽古の仕方が気持ちがいいくらい一生懸命。ダメなやつだけど、なんだか嫌いになれない、そんなうまなり像を見事に作ってくれた。  326。チャラ男的なポジションですが、キャラクター像は小野塚くんのアイデア力によるものも大きいです。チャラ男にも色々ありますが、結果ネオ渋谷系の方向で行きたいと小野塚くんが発信してくれました。そこからヒントを得て、これは見ての通りと言いましょうかEXITさんもモデルになっている部分もありますが、やっぱり大事なのは理由とか背景とかの部分。EXITさんの見た目と違う芯の部分にみんなきっと魅力を感じているように、外面と内面のギャップがきっと描けたら素敵だろうなあと。小野塚くんは自身での役の掘り下げ方がすごくって、アイデアマンだなあと。稽古で試してくれる色々が、本当にキャラクターを豊かにしてくれた。そして自分の役を通してシーン全体のことも成立させるゲームメーカー、アスリート的感覚も持ち合わせているなあと。心強い存在です。全てのキャラクターもちろんそうですが、ナカサチさんの気合いとこだわりの衣装も隅々まですごかったなあ。 そしてバチバチ。初期の設定と、役名と、小澤くんの感じから武闘家で行こうとこれはすんなり決まりました。実は僕、メンバーの中で唯一共演した事があるのは小澤くんです。で、キャラクター像を広げていく中で、やっぱり小澤くんのその人の良さがね。あの柔らかさとにこやかでひと懐っこい部分を出したかったところがあります。武闘家と言うとどうしても見た目の屈強さや無骨なイメージを前面に肉体系で行きそうですが、やっぱり小澤くん自身の魅力をギャップとしてもキャラクターに込めたかったので、中学生(笑)バチバチと千葉ちゃんのエピソードは実は妻と話していて、「バチバチが中学生なら、好きな子の名前とかつけそうだよね」と。うわお、なるほど千葉ちゃんだ、これはと。小澤くんはね本当に「愛くるしい」よ。愛くるしい。なんか稽古で突然突拍子もない面白いトーンで台詞言うもんだから、なんでそんな言い方したの?と聞いたら「ナルさん、だってバチバチ中学生でしょ」と。笑ってしまったよ。だからと言ってそんな言い方しないだろう。でも良かったからオッケー、みたいな。その辺も愛くるしい。バチバチを愛くるしいキャラクターにしてくれたなあ。役者力は人間力だとほんとに小澤くんを見てて思う。そして作品や劇団全体の事も気を配っているなあと、細やかな男だなあ、小澤くん。  そして魔王ですね。青柳くん。あなた凄い。魔王は初期設定からあった役名、プロットから広げて行きました。魔王はポジション的にも他の8人とは違う立ち位置で、作品内での役割も変わって来るわけですしやはりキングの父親だったと言う後の展開も考えながら、どうこじんまりしないか、がテーマでした。青柳くんに初対面の時に、どんな事がやりたいか聞いたら「タンクトップとホットパンツでアイドルみたいに登場したいです」真顔で言っていたので、こちらも真顔になったのですが(笑)なんだか青柳くんとは本当に早かったと言うか、あんまり演出しないでも、イメージだけ伝えると、もう一気に理想の展開を飛び越えちゃうパワーがあると言うか、魔王のキャラクターはお互いの積み上げ方が気持ち良かったです。いや、凄い役者。音楽の西山くんも初めて稽古場に来て、青柳くんと少し話して「タイトル、決まりました。ホットパンツフィーバー!」と一瞬で決めていました。そして、曲ができたのも早かった。アイデアがアイデアを呼ぶのか、なんかああ言う登場をするのだから、きっとアイドル好きなんだと思いましてね。で、必殺技をなんか「センチメンタルジャーニー」と書いちゃって。おお、ならば次は「渚のバルコニー」だろ、と言った感じで乗ってきて、あのシーンの台本に関しては30分くらいで書いた(笑)ご覧になった皆さんも当然そうお思いでしょうが、魔王青柳の存在はこの作品にとってとても大きいと思います。前半、全てを翻弄する奔放さ、そして最後に締めるところは締める説得力。そのとても大きな2本柱。これは相当に難しい事だとお思いますが、お見事。青柳翔。お見事でした。   と、キャラクターを設定したわけです。なんか金八先生の最終回みたいに個人へのメッセージみたいになりましたが、まあ勝手なね俺のね。許してね。 結局、この魅力的なキャラクターはメンバーみんなが見事に作ったのだと思います。  で、作品のテーマみたいなものは、個性も性格もバラバラな人たち、一見纏まらないかもな人々同士が関わりを持つこと。そして一つの共通した目的に向かって一緒に歩む事で自分自身も一歩成長する。人は誰だって不完全だけど、関わる事で補い合って高めて行く、みたいなね。  そしてここで僕の裏テーマ、内緒話よ。  実はそこに「劇団」と言う事を絡めたかったのもあります。劇団ってものがそもそもそうだし。そもそも『関わること』はある種めんどくさい事だし、大変な事なんだけど、でもそれがいい。悪くない。めんどくさい事がいいんだよなあと。ナイトとJACKが語る「戻れる場所」と言うのは、おばあちゃんの喫茶店だったりしますが、それが劇中、繋がって行った人たちでつくったコミュニティーという意味になり、もう一つは普段それぞれに活動しているみんなが劇団EXILE公演をやる時はそこに集結する。そしてお客様もその場所に集まれるという、みんなの「戻れる場所」となればいいなあと。「戻れる場所」をメンバー自身、そしてそこにログインしたお客様全員で作ったんだなあと。「戻れる場所」というワードがね。   ●世界観とクエスト  オンラインゲームの世界を舞台にしたいという事を、映像ではなく舞台でやるということも含めて、とにかく世界観は重要だなあと。僕もゲームっ子でしたがオンラインゲームがそんなに詳しいわけじゃないので、でもある種、そう言った目線も重要にしながらマニアックになりすぎないように心がけました。しかし同時に、詳しい人たちにとっても「嘘のない」事は大事。僕自身、ディテールってのが最も大好きです。とにかく映画でも舞台でも漫画でも、ゲームであっても、そのディテールが大事。凝っていれば凝っている程贅沢で充実したものになってると感じます。 僕の大好きなバックトゥーザフューチャーも、その部分においても完璧。マーティーが1985年から1955年にタイムスリップしますが、その50年代の景色や小道具、衣装に関してのディテールも素晴らしいのです。例えば一瞬画面に映るか映らないかのマーティーが着ているジージャンの裏地まで50年代のハリウッドスター柄だったことも判明してるほど。  ああ、ダメだ、脱線するので戻るよ。今度話す!バックトゥーザフューチャーは!しかし、この長文すぎるブログ、ここまで読んでくれてる人いるのだろうか。読んでくれていたら、ご苦労様です。タイムイズマネー!ありがとう。  そうそう、世界観ね。  オンラインゲームについて、色々と調べました。ルールやゲーム性、グラフィックに関してもゲームによって様々ですが色々と参考にしながら、この「イグニッション」の世界観を探って行きました。どこか僕らのプレイしてきたドラクエやファイナルファンタジーなどの匂いもありながら、海外ゲームの雰囲気もあるような感じを。  舞台において重要なセットに関しては美術の秋山さんと相談しながら。抽象舞台か具象舞台かでいうと、RPGのいろんな場所をセットで作るよりも抽象舞台の中に映像や照明、音楽を駆使して広がりを見せる方だなあと。抽象舞台ね。ゲームにおけるドットの感じやデジタルっぽいポリゴンや方眼紙っぽい感じと、ともすれば全体が現代アートにも見えたいなあ、というそれこそざっくりな抽象的イメージを秋山さんが素晴らしい形にしてくれました。プラン見せてもらった時、感動したもんなあ。小躍りしましたよ、マジで。 どこか温かみのある、昔のファミコンのような「デジタルだけとアナログぽい」雰囲気をベースにして、時には可動スクリーンパネル、時にはセット全体に映像を映す、という大胆さも映像の荒川さんはじめ、映像チームのエキスパートの皆さんのおかげです。映像を作る上での打ち合わせで、イグニッションの世界観を一緒に突き詰めることが出来たので本当にありがたかったです。大変な物量だったと思いますが、本当にプロを感じたなあ。 そこに照明さんの効果、音響さんの効果が加わって、スーパー全員野球!シーンごとに、どのセクションでどのような効果が一番いいのかを模索しながら構築して行きました。例えば、あずさ2号あたりでは映像チームによるデジタルな効果が、だんだんと歌が進むにつれ、照明さんチームによる昭和感なイメージの照明による効果に移行して行き、舞台部によるスモークなどで、アナログ感に移行して行こう、みたいに各セクションの持ち味を駆使しながら、世界観を作って行くという。ああ、前セクション、全スタッフさんについてその素晴らしさを書きたい。うーむ。   そしてクエスト。   ストーリー部分を作品として進めながら、当初みんなが出しくれた様々なエンターテイメント的アイデアを必然的にどう盛り込んでいくか、と。そしてもう一つの大きな RPGにおける重要な事、「モンスターや敵」をどう表現するのか。なんか映像で出て来る敵とただ戦ってクリアしたり、アイテムゲットしてもなんだかなちょっとなあと。 これは音楽の西山くんと話している中で、ゲーム内ゲームがいいよね、というアイデアが出て。例えばパズドラなんかもそうなんですけど、パズルをやってドラゴンを倒す、みたいに、ゲームってゲームの中でもう一つのルール感みたいな物があるよなあ、と思い。 まあ、モンハンとかゼルダとかでもそうですけど、クエストですよね。クエスト。このクエストという物の中でのチーム共同作業や、成長過程を見せられればと。 クエストに関しても実は12月に入って、稽古場で色々話して決まりました。 まずは序盤で、やっぱりこの舞台の指針や気概を見てもらいたかったので、腹筋音ゲーと、クレーンゲームという『頑張る系』(笑)  ナイトチームが腹筋音ゲーでクエストの口火を切るのですが、ちょっといい意味で皆さんの予想外だと思うし、見た目可愛くて、本人達キツイってのがエンタメの基本みたいなところもありますしね。頑張ってた4人、本当に可愛かったですね。いやはや、毎日キツイよね、ごめんなさい。そしてクレーン。鈴木くんが事あるごとに逐一、「八木くんを飛ばしたいです」と取り憑かれたように言っていたので、これはもうどうにか飛ばせって事かなあとね。どうやって飛ばそうか考えてたときに、なんか羽の生えた馬に乗ってうまなりが助けに来る、みたいなアイデアもあったんですけどね。「ギャンブルで買って、ペガサス買ったぞ!」みたいな。むちゃくちゃだよ。で、クレーンゲーム。 あずさ2号は、意外でいいですよね。歌声で何かを倒すとか壊すみたいなのはいいなと思ってたのですが、歌自体もメンバーのイメージとかけ離れている方が面白いなあと思いまして。そしてあずさ2号の歌い出しはSWAYくんというのも予想外でいいなと。もうこの辺りになると、台本上のキャラクターが勝手に展開を作ってくれるというか、どんどん辻褄があって来るような感じで、考えてて楽しかったですね。極端な話、キャラクターがセリフを喋り出すように、台本を書かされているような状態になってくるような。そして、あずさ2号に決めた後、気がついた。「兄弟の歌だ!」という事。これは運です。ここまで計算づくだとカッコ良かったですが、これは偶然が味方した。しかも歌詞の内容もリンクしてますね。だから、このブログを読んだ人は、「あれも計算ずくらしいよ」と周りの人に広めてくださいね。  そして、次のクエストはビッグオアスモール。これは、少し想いがあって、今まで派手にクエストを繰り広げてきた中で、このクエストにおいては少し違います。心の葛藤や感情の抑揚みたいな事を真っ向「芝居」で、演劇的に、それをしかもJACKチームにやって欲しかったのです。JACKチームはナイトチームとの対比もあって、結構面白担当というか、キャラクターもバラエティーなチームです。その一見ダメそうで分かり合えそうにない面々が、一つの大きな緊張感を共有する中で、いつの間にか仲間意識が芽生えて行くということが描けたらいいなあと。で、本当は5本勝負で5本目にバチバチの提案した確率どおり、うまなりが勝つという流れで進めていたのですが、なんか5本目で、いやいやそうはいかないかもな、とサドンデスになっちゃいました。あのメンバーなら、なんだかそこからが見たいなあと。心情の揺れ動きをみんなで追求すべく、ここは結構丁寧に、細かく稽古頑張りました。  ラストバトルは言わずもがなですね。一番最後はやっぱりラストボスとは戦わないといけないはずなのですが、うーん。何か普通にアクションして戦ってクリアってのもなあと。そしてイグニッションビックバンウォーズの肝でもあるし、最後こじんまりしたくないのもあって。で、舞台はお客様が来てくれて初めて完成だと先ほども書きましたが、ここはやっぱりそういう事だろうと。やっぱり最後は全員でドラゴンを倒したい。まあ、あのシーンは参加してくれた皆さんが一番よくお分かりだと思います。舞台は「空間共有」ですからね。舞台の良さは生です。  ツイッターにも少し書きましたが、僕自身「未来を予約する」ということがやっぱり物造りや人生の一つの柱にもなってまして。稽古段階、もっと言うとアイデアを発想した段階ではまだ見ぬ景色なわけですが、全員ライトスティックを持ってくれて、劇場が揺れるが如くに盛り上がったら素敵じゃないか!と。最後、魔王の言うようにまるで星空のようになったらね。これはもう、想像を超える景色に感謝感激の一言です。大変に感動しましたし、エンターテインメントを信じていて良かったと思える出来事になりました。   ●演出部分のこぼれ話あれこれ もういい加減にしないと、全然終わんないよ、このブログ。何日書いてるんだ。エッセイじゃないか。もうこれエッセイ。もうこれで終わりにします。みなさま、長い旅が終わりますよ。演出についてのあれこれを。と言いつつ、今までの項でも色々触れているのでね、もはや項に分ける必要があったのか、という事でもあります。Twitterからの質問に答えさせていただいた引用も含めて、少々。 ・鐘の存在「勇者のために鐘は鳴る」というタイトルですからね。鐘の存在が大事だと思ってました。鐘は劇中何度か鳴りますが実はそれぞれ意味合いが違います。イグニッションウォーズ開幕の鐘。そしてラストバトルクリア後の鐘。そして、その鐘が一番最後喫茶店の扉の鐘になる。 そしてもう一つは1番最初のシーン。  アーサー、ゼウスの回想シーンです。 2人がモンスターを倒したあと、遠くにいるキングを発見してキングの名を呼びます。 あの後暗転して鳴る鐘は、キング追悼の鐘なんです。「勇者のために鐘は鳴る」のタイトルの元になっている1943年の映画「誰が為に鐘は鳴る」戦争映画です。ヘミングウェイです。 あの映画、鐘は本当に少ししか出てきません。頭と最後に唐突に出てきて鳴るだけです。 というのもあの鐘は弔鐘といって、弔いの鐘なんです。 色々な鐘はどこからか鳴りましたが、最後はみんな、自分で扉を開けて鐘を鳴らすことが出来たんだなあと。  ・魔王のハンカチ Twitterでも質問いただきましたこのシーンの事。 魔王がお客様の手によってベランダにハンカチを吊るしてもらうと現れるというシーン。これはちょっとした拘りがあって。まずストーリー上魔王が兄弟を発見するのですが、なんか兄弟が再開した途端、普通に「やっと見つけたぞ」と出てきてもなんだか強引な辻褄合わせになってしまうし、何か面白い方法はないかなと。お客様に参加してもらう的な事は様々な舞台で色々ありますが、変な話どうせやるならやっぱりもう少し比重多めで舞台に関わってもらうのが面白いなあと。ブロードウェイのブルーマンなんか舞台にお客さん上げて本人たちは劇場裏から出て行って、タクシー乗ってどっか行っちゃいますからね(笑)そして舞台って面白くて、どんなにどんなことが繰り広げられても舞台上と客席には見えない境界線ってものがありますよね。お客さんとして客席にいると、一部始終を傍観している証言者になるわけじゃないですか。コレ、僕は「神目線」というのですが、すなわち、神様のような位置から世界全体を見ているわけです。「お客様は神様です」とよく言ったものですが、コレにはそういう意味もあるのだなあ、と思っています。向こう側の、舞台上のある世界に生きている人たちはずっと神目線で見られているわけです。僕らのこの世界もそんな事があるかもしれないと考えたら少し怖いですが。そして、そんな境界線をね、バコっと超えちゃったら、これ四次元的で楽しいなと。コレもある種、舞台ならではです。毎日、新鮮でとっても楽しかったですねえ。初日などは、なんだか「頑張れえ!」みたいな歓声も上がったり、とてもとても嬉しく、感動したものです。協力してくれた方々、本当にありがとうございました。 そして実は魔王のあの赤いハンカチのシーンは、映画「幸せの黄色いハンカチ」のオマージュではありません。 渚のバルコニーはバルコニーのオマージュ?いえ、渚はバルコニー。 魔王のシーンはベランダです。 ベランダのハンカチ。 これが何のオマージュか分かった人は凄い!と呟いて、なんと当ててくれた方もいますが、自分でこのシーン書いときながら、これは絶対分かんないと思う(笑)  小泉今日子さん主演のTBSドラマ「少女に何が起こったか」のオマージュです。わかんねええええええ! ウィキ様お力添えを! 小泉今日子さんがベランダに赤いハンカチを吊すと宇津井健さんが助けにやってきます。 魔王はアイドル好きなのでこの登場の仕方も魔王が気に入ってオマージュしてるんでしょうね。そして、個人的にも、TBSの横のACTシアターでしたのでTBSオマージュでもありました。つかこのドラマ、1クールしかやってないんだ!しかも1985年なんだ!バックトゥーザフューチャーも85年!  ・勇気について 結局、この「勇者のために鐘は鳴る」を稽古しながら、メンバーと色々考える中でね。「勇者」ってなんだろうと思いました。で、ああそうか「勇気」と向き合ってる人って事か、と。 「勇気」って事がとても興味のあるテーマな最近で。 個人的な話になりますが、去年何故か我が師匠、萩本欽一と3日間2人きりで行動する事がありました。本当にここへ来て何故だかわかりませんが、3日間ずっと一緒にいる事ができたので、昔は怖かったし恐れ多い気持ちもあったのですがこの際だから色々と聞いてみることにしたのです。で、様々な事、芸の話から演技の話、テレビについてや世の中の話まで本当に色々。そんな中どうしても聞きたい事があって。 それは勇気について。 前に明治座で僕も欽ちゃん『大将』の舞台出ていた時にあるシーンがどうしてもどうしてもOKが出ないというか。そもそも欽ちゃんからオッケーをもらうのなど300年早いのですが、そのシーン、袖にはけると、毎日大将が「違う」と一言。毎日毎日です。もう本当にテンパり続ける毎日。 ある日に、思い切って怒られるの覚悟で自分のプランをやってみました。もう怒られてもいいからやってみるかと。袖にはけると大将は僕の方を見つめています。ああ、ダメだ。ダメだった。やっぱり。「違う」と言われると思いきや 「あの今のパターンならね、例えばね・・」 と別のワードが帰ってきました。あれ?なんかアドバイスが来た。なんだかね、勇気に対しては許容してくれるんだなあとびっくりしました。  その後日、全然別の機会にですが突然に僕の方を見つめて、「大事なのはな、最終的には勇気だから」という言葉。   コレがどうしても気になっていたのです。 で、せっかくなのでこの機会にと。   「大将。やっぱり最終的には勇気ですか?」 と聞いてみると 「そうだな、勇気だよ。最後は結局勇気だなあ。」 ほうほう。  「でもね」 お。 「でもね、勇気ってのはね、出せ!って言って出るもんじゃないんだよ。例えば甲子園球児の監督がね、お前ら勇気振り絞れ!って言って出るもんじゃないんだよな。そんな簡単なもんじゃないんだよ。勇気ってのはね、出すんじゃなくてね、『出ちゃった』ってのが勇気なの」   なるほど。   今回そんなことをふと、思い出したなあ。     ラストバトル前の全員が弱さを吐露して行くシーン。そして全員が勇者になる。勇者だったことにお互いが気付くのかな。言葉だけでは出せない色んな事が滲み出るような、最終的には人間が人間に感動するのだなあとやっぱり思うようなね。  稽古しながら思ってました。 「いい劇団だなあ、劇団EXILE。」   さあ!長くなりました。こんなに長くていいんでしょうか。そろそろ終わんないと、このブログ。最後まで読んだ人、いる?いるの?土下座です。ありがとうございます。べらべらと相当書きましたし、まだまだ色んな言いたいことは108つ位あるのですが、あまり野暮なことを書きすぎるのも、またまたもうやめだ!なので。皆さんが楽しんでくれたあの作品が全てです。 とにかく、この『勇者のために鐘は鳴る」並びに劇団EXILEのみんな、そしてこの作品に関わる全ての方と出会えてよかったと思います。お世辞抜きの本音で、メンバーみんな大好きです。心から感謝しております。ここには書き切れないたくさんのプロフェッショナルの皆様とご一緒できたのも感謝です。とにかく運がよかったです。ラッキーです。  また面白いものが一緒にできるといいな。もっともっと様々な面白を追求しながらいっぱい面白いものを作っていかなければと、なんだかより一層身が引き締まる想いです。 何よりお客様に感謝ですね。楽しんでくれてありがとう。そしてこのブログを最後まで読んでくれてありがとう。もうここまで頑張ってくれたのだから家族みたいなモンです。  うち来る?家飲みしよう。この100倍喋るからめんどくさいよ、きっと。でもめんどくさいのも悪くないでしょ。

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